最近、読書できていますか?
仕事が忙しく、月に1冊も本を読まないこともあるのではないでしょうか?
下記は16歳以上の男女の一ヶ月の平均読書量です。
1ヶ月に読む本の冊数
約半分の人は月に一冊も読んでいないのには驚き。
仕事の合間に家事や育児......。
読書をしている時間なんて作れないのは子育てをしているぼくも痛いほどわかります。
しかし、時間の使い方や便利なツールをうまく掛け合わせたことで、今では月に5冊以上は読書ができるようになっています。
つまり、日本で月5冊以上読書をしている6.4%に入れました。
本記事では読書の効果や読書時間を確保するための方法を解説します。
誰にでも実現可能な内容ですのでぜひお試しください。
読書のもたらす効果とは
そもそもなぜ読書をしたほうがいいのでしょうか?
情報がありふれている現代では、かんたんに動画やSNSで情報を手に入れられるのではないか?と思うかもしれません。
たしかに最近ではコンテンツの質が向上しており、たいていの知識はネット上で得ることができます。
しかし読書にはネット情報だけでは得られない多くの良い効果をもたらすことがわかっています。
ここでは大きく3つの効果を解説いたします。
語彙力の向上
普段から読書習慣が身についている人はむずかしい言葉に触れる機会が多いため、自然と語彙力が身につきます。
さらに論理的に相手に伝える文章力もきたえられ、仕事上のコミュニケーションやプレゼン資料、メールのやりとりなどで説得力のあるものになるのです。
身近に「この人の話はいつも簡潔にまとまっていてわかりやすいな」と感じる人っていますよね。
そのような人の話には一本筋が通っており聞き手のことをよく考たうえで、話す順序や言葉を選んでいるはずです。
言葉の選び方や文章の組み立てはビジネスではとてもたいせつな要素ですので、これらを身につければ会社での評価にもつながるかもしれません。
教養や知識の向上
本を読むとなると自らが望む情報ばかりを見るわけにはいきません。
本には自分の知らなかった歴史やデータなどの多くの情報が1冊に盛り込まれていて、専門知識に加えて多様性も得ることができます。
しかし、SNSで検索した情報では過去に自分が閲覧した履歴に応じて、AIが自動的に似たような情報ばかりを表示するようになっていきます。
そのため知らずにクローズドな状態に陥ってしまうのです。
本の場合、1冊を読むことで知りたい情報とそれにともなう知識も一緒に得られます。つまりその分野を取り巻く知識を一緒にインプットして、より深い理解が得られるのです。
このように読書では多様性を得られることが大きな魅力と言えるでしょう。
ストレス解消やリラックス効果
イギリスのサセックス大学のデイビット・ルイス博士による研究では、読書にはストレス解消やリラックス効果も期待できるとの結果も出ています。
被験者にテストや運動させてストレスかけた後、「読書」「音楽鑑賞」「コーヒー」「散歩」「TVゲーム」といったリラックスできそうな方法をそれぞれ試しもらい、どれが一番ストレス解消に効果的だったか検証するという内容。
結果は「読書」が68%もストレスを軽減する結果に。「音楽鑑賞」や「散歩」などの他の方法よりも緊張や心拍数を抑える結果となりました。
小説や恋愛ものなど、その世界に没頭できるような本が効果が高いようです。
まずはストレス解消を目的に、自分の好きなジャンルから始めて習慣化するのも良いかもしれませんね。
読書には環境が大事
読書時間を確保するためには身の回りの環境をととのえることも重要です。
ここでは僕が読書するために強制的に行った方法を3つ紹介します。
①テレビの線を抜いておく
②なるべく電子書籍で購入する
③本を片付けない
ひとつずつ解説いたします。
①テレビの線を抜いておく
やはり読書の一番の阻害要因はテレビです。
テレビの線を抜いてしまい、観るためには一手間かかる環境に。
結果的にテレビをつけるのが面倒になり、今までのようになんとなくテレビをつける習慣はなくなりました。
力技ですが効果抜群の方法です。
②電子書籍で購入する
出先で読書したいときに、紙の書籍では荷物になるし、人目も気になりますよね。
電子書籍で購入することにより、スマホで手軽に読書ができるようになります。
仕事の休憩中や病院の待ち時間など、スキマ時間でいつでもどこでも読書が可能になります。
なにより保管スペースを考えなくて済むのが嬉しいですね。
③『本を片付けない』
一見悪い習慣のように感じますよね。
ここでいう『片付けない』は本を本棚に戻さない、電子書籍アプリを奥の方へ配置しないということです
つまり、すぐに手に取れる環境にしておくということです。
逆にSNSや動画アプリなど誘惑されるものは奥底へ眠らせておきましょう。
スキミングをマスターすべし
スキミングとは?
かんたんに説明すると、自分が知りたい部分の拾い読みのことです。
読書効率を上げる方法としてメンタリストDaiGoさんの著書『知識を操る超読書術』でスキミングの方法をくわしく紹介されております。
たいてい本を読むときは、知りたい情報をその本から得たいから読むわけですよね?ということは最初から最後まで読む必要はなく、目次から知りたい部分だけを拾って読めば良いのです。
スキミングを行うことで1日に何冊もの本を読むことができ、これが『多読』につながります。
この『多読』を身につけることで人生を変える1冊に巡り合うことができるかもしれませんよ。
Amazonで読書をするための3つのツール
前置きが長くなりましたが、
これから「読書で良質なインプットをしていきたい」と思われている人は、Amazonが提供する3つのツールがおすすめです。
ぼくは3つすべて使っていますが、最初はどれか1つでも自分にあったものを使ってみるのがいいでしょう。
Fire HD8 タブレット
これ電子書籍派の人にはかなりおすすめ。
iPadなどの高価なタブレット端末と比べるとさすがに機能面では差が出ますが、
Kindleで電子書籍を読むだけ、プライムビデオを観るだけといった割り切った使い方であれば十分な機能を揃えています。
経済評論家、YouTuberと幅広い分野で活躍する勝間和代さんの著『勝間式 金持ちになる読書法』でもおすすめされていました。
気に入ったアイテムを手にすると一気にモチベーションが高まりますよね。
ぜひお試しあれ。
kindle unlimited 読み放題

出典:amazon公式
つづいてはAmazonが提供するKindle Unlimitedです。
こちらも上記で紹介したと組み合わせて使っていただきたいサービスです。ジャンルもマンガ、雑誌、小説、ビジネス書、と幅広く読むことができます。
先程紹介したFire HD8 タブレットやスマートフォンなどにダウンロードしておけば、いつでもどこでも読み放題です。
✔最初の30日間は無料で体験できます
✔期間終了後は月額980円で200万冊以上が読み放題
✔いつでも退会可能
毎月、1冊1,500円で本を購入するのであればKindle Unlimitedを利用した方が断然お得ですよね。
いつでもキャンセル可能ですので、まずは30日間無料で体験してみましょう。
【30日間無料】Kindle Unlimitedをためしてみる
Audible 「聴く」読書

出典:audible公式
最後に『聴く』読書Audibleの紹介。
✔月額1,500円(税込)で12万以上の作品が聴き放題(最初の30日間は無料)
✔プロのナレーターや俳優が朗読した本を聴けるサービス
✔オフライン再生可能
✔倍速再生で時短インプット
✔いつでも退会OK
じつは紹介する3つのツールの中でAudibleが1番おすすめ。
こんな方におすすめ
- 長い活字が苦手
- 読書していると眠くなる
- ゆっくり読書している時間がない
AudibleはAmazonが提供するサービスで、目ではなく耳からインプットする画期的な読書法です。
むずかしい内容の分厚い本でもサクッと内容を理解できます。
『聴く』読書の最大のメリットは移動中や作業中に同時並行で読書ができるということ。
つまり、あえて読書の時間をつくる必要はなく、空いている耳で「ながら読書」ができるのです。
「効率的なインプット」という意味ではAudibleが最強だとおもいます。
こちらも30日間の無料体験がありますので、ぜひ権利だけでも確保しておきましょう。
まとめ
さいごにおさらいです。
✔読書がもたらす効果とは
・語彙力や教養、知識の向上が期待できる
・ストレス解消やリラックス効果がある
✔読書環境を整備する
・テレビをすぐに観れない環境にする
・電子書籍で購入する
・本をかたづけない
✔スキミングをマスターする
・拾い読みをして必要な部分のみインプット
上記の内容をふまえてAmazonの読書ツールを使い、効率的にインプットしましょう。
これら3つのツールは読書家の人たちほど好んで使っているツールです。
自分にあったものをそろえて充実した読書ライフを楽しみましょう。
それではまた👋